代表世話人挨拶

日本小児内視鏡外科・手術手技研究会の代表世話人を務めております、名古屋大学小児外科の内田広夫です。
本研究会は、小児外科領域における内視鏡外科手術ならびに各種手術手技の発展と普及を目的として、学術集会、内視鏡外科手術セミナー、技術講習会などを通じ、知識と技術の共有、次世代を担う小児外科医の育成に取り組んでまいりました。
小児外科手術では、患児の体格や病態が多様であり、安全で質の高い手術を実践するためには、施設や世代を越えて経験と技術を共有し、継承していくことが重要です。本研究会が、経験豊富な外科医と若手外科医がともに学び、議論し、新しい手術手技を育てる場であり続けることを願っています。
近年、腹腔鏡・胸腔鏡手術に加え、ロボット支援手術、シミュレーション教育、人工知能(AI)を活用した手術支援や技能評価など、小児外科を取り巻く環境は大きく変化しています。こうした新しい技術を適切に取り入れ、安全性と有用性を検証し、教育へ還元していくことも本研究会の重要な役割です。
また、日本内視鏡外科学会の小児外科領域技術認定に申請するためには、本研究会の施設会員であることが応募資格の一つとなっています。技術認定を目指す若手小児外科医にとっても、継続的に学び、技術を磨く場となることを期待しています。
今後も、優れた手術手技を次世代へ継承するとともに、新しい技術にも積極的に取り組み、施設の垣根を越えて経験とアイデアを共有できる研究会を目指してまいります。すべては、患児により安全で、より質の高い外科医療を届けるためです。会員の皆様とともに、小児内視鏡外科・手術手技の次の時代を創っていきたいと考えております。

令和8年9月16日
日本小児内視鏡外科・手術手技研究会
代表世話人
名古屋大学大学院 小児外科学
内田 広夫

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